「死にたい」と毎日思ってる私が「生きてるだけで花丸」と思えた瞬間の話

「死にたい」と毎日思ってる私が-「生きてるだけで花丸」と思えた瞬間の話 やなな家の日常
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はじめに :限界育児に苦しむあなたへ

こんにちは、やななです。

今日は、ちょっと重たい話を書きました。
毎日「死にたい」と思っている私が、それでも「生きててよかった」と思える瞬間の話です。
息子の暴言や、希死念慮のことが書かれています。読むのが辛い方がいるかもしれません。

それでも。

毎日がしんどいと感じている。
朝が来るのがつらい。
発達障害・不登校児の子育てに疲れ果てた。

そんなあなたへ。

書くことに迷いもありましたが、誰か一人にでも、この気持ちが届いたら、嬉しいです。

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絶望の朝に目覚める 

朝、起きた瞬間から「動けない」と思う。 

息子は容赦なく、叩き起こしてくる。 
動けない。体が、動かない。 

そのうち息子の怒りが高まって、癇癪を起こす。 

「早く起きろ!ママ!早く!起きろよ!」 

それでも、動けない。 

娘は、兄の怒りが鎮まるまで、静かに待っている。
いつもなら、全力で娘をフォローする場面で、私は、声も出せない。
倒れたまま、うずくまっている。 

情けない、死んでしまいたい、そんな朝。 
私は、絶望の朝に目覚める。 

死にたい朝を乗り越えて、生きている。 

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それでも明日はやってくる

這いずるように起きて、私の1日は始まる。 

回らない頭で、ローテーションしている朝食を用意する。 
ぐずる子供に、朝食を食べさせる。 
嫌がるふたりに、何とか身支度をさせる。 

もうここまでで正直、倒れそうになっている。 

それでも、子供達を車に乗せ、学校と保育園に送り出す。 
学校で、癇癪を起こす息子の暴力に耐える。
泣きじゃくる娘に後ろ髪をひかれながら、家に帰る。 

帰ってからは、溜まった家事をする。 
最低限の家事しかできない。 
部屋はいつも散らかっている。 

のろのろと家事をしながら、不登校の息子の無茶な要求に耐える。 
できないと言えば、殴られる。 
その後、我に返った息子が「ママごめんね」と言うのを、赦す。 

気力は、正午には尽きる。 

それでも、子供達の衣服を清潔に保ち、食事を用意して、時間通りに寝かす。 
毎日、他害暴言が気にならない、ひと気のない公園へ連れて行く。
 「お母さん」と駆け寄ってくるふたりを、抱きしめる。 

1日の終わりには「大好きだよ」と伝えて、寝かしつける。 

私は、子供を、私の持てるすべての気力で、愛して育てる。 
何もできない、しんどい体で、1日を乗り越える。 
綱渡りのような日々だ。

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「生きてて良かった」と思える時

息子が癇癪を起こすと、私は悲しくなる。 
衝動を抑えきれない息子の怒りをぶつけられると、心も体も痛くてつらい。 
でも何より悲しいのは、息子が苦しそうに見えるから。 

娘が泣いて怒って叩くのを見て、悲しくなる。 
娘の心の叫びが、聞こえるようだから。 
お母さん、助けて、助けてと、言っているようだから。 

毎日が、地獄のように思える。 
子供達の将来を、心配しない日はない。

困難の多い人生を送ることになった子供達を、可哀想に思う。 
「この世に産んでしまってごめんなさい、苦労を背負わせてごめんなさい」
そう思ってしまう、私のような母親で、申し訳なく思う。 
「死んで、ひとりだけ逃げてしまいたい」とすら思う。

そんな私でも「生きてて良かった」と思える時がある。 

子供達が、私に笑いかけてくれる時。
「ママ大好き」と抱きしめてくれる時。
生きている温もりを伝えてくれる今。

それだけで、私は救われる。 
その瞬間だけは、心から、生きていて良かったと思える。

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答えのない、苦しみの日々を生きる

私はすぐ「死にたい」と思ってしまう。 

息子が激しい癇癪を起こした後に。
ぐちゃぐちゃになった部屋を見た時に。
息子が衝動的に娘を泣かせる時に。
娘を守っても守っても、永遠に終わらない時に。

そうでなくとも。 
食事の用意をしている時、食器を洗っている時、洗濯機を回す時に。

心にふと「死にたい」気持ちが訪れる。 

不安を抑える頓服の薬で、無理やり気持ちを殺す。 
そして、子供達の笑顔を思い出す。 
この笑顔に会えなくなっても良いかと、心に問う。 

私は、人に助けてもらうばかりで、迷惑ばかり掛けている。 
子供達にも、良いお母さんで居られない。
生きるに値しない存在なのだと、時々思う。 

それでも「生きていたい」とも思っている。 

子供達が、生きていてくれるから。
傍で「お母さん大好き」と笑っていてくれるから。 

迷いながら、私は正解のない道を、生きる。 
馬鹿にされることは承知で、生きる。
 
「死にたい」と思いながら、生きる。 

子供達の与えてくれる幸せを道標に、今日も私は、生きていく。
 

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おわりに:生きていることに疲れたあなたへ

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

発達障害児の育児に苦しむあなたへ。
不登校児の子育てに悩むあなたへ。
生きることに疲れたあなたへ。

同じようにしんどさを抱えている誰かに、少しでも想いが届いたら。
少しでも共感してもらえたら、嬉しいです。

今日も生きている。
当たり前のようだけれど、決してそうじゃない。
沢山の苦しみを抱えても、ここに立っているあなたは、本当に素晴らしい。

生きているだけで、あなたも私も花丸です。
そうやって自分に言い聞かせながら。
今日も、また1日、乗り越えていきましょうね。

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