児童精神科退院後、息子は不登校になりました【体験談】

児童精神科退院後、息子は不登校になりました【体験談】児童精神科退院後、息子は不登校になりました【体験談】 不登校・分離不安
児童精神科退院後、息子は不登校になりました【体験談】

退院すれば、きっと学校に戻れる。
そう信じていました。

8ヶ月の児童精神科入院を終え、
8歳、小学2年生の息子は退院しました。

けれどその1ヶ月後、息子は完全に学校へ行けなくなりました。

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はじめに――児童精神科を退院して1ヶ月、待っていた厳しい現実

8か月もの長い間、児童精神科に入院して自分と向き合い、頑張ってきた8歳の息子。

入院生活を経て、息子の表情は明らかに明るくなりました。

あれほど悩まされていた「他害」もすっかり無くなり、わたしも息子も「これから新しい生活が始まるんだ」と大きな希望を持って退院の日を迎えました。

▶退院のご報告はこちら

ブログを読んでくださっている皆様に、今日、明るい良いご報告ができたらと思っていました。

ところが、現実はそう上手くはいかないことばかりでした。

期待と不安のなかで始まった、小学校への登校

まず直面したのは、試験登校の時から続いていた、地元の小学校への「行き渋り」でした。

「あれだけ児童精神科で頑張ったのだから」と焦りが募り、無理に登校させようとした日々。

その中で、退院後初めて息子から叩かれ、ショックで目の前が真っ暗になった事もありました。

行き渋りは日に日に激化し、先週からはついに「完全不登校」の状態になってしまいました。

「たった1ヶ月で不登校に……」自分を責めてしまう毎日

児童精神科の先生や看護師さんにたくさんお世話になり、ようやく手にした退院。
それなのに、「たった1ヶ月で不登校にさせてしまった」という強い罪悪感に押しつぶされそうになる日々です。

「わたしの関わり方が悪かったのではないか?」

「もっと他に良いやり方があったのではないか?」

そんな自問自答を繰り返す毎日です。

本日は、退院後1ヶ月が経った今の息子の様子と、親である私の正直な気持ちを綴っていきたいと思います。

同じように児童精神科退院後の生活や、不登校で悩む親御さんに、届くことがあれば幸いです。
最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。

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児童精神科退院後、小学2年生の息子が不登校になるまで、その理由

登校渋りがはじまった、2月当初。
はじめは、20~30分寄り添っていたら、自分から「行ってきます」と手を振ってくれていました。

それが、徐々に30分、40分、1時間と伸びていき、「行かない」と泣きわめく日も増えていきました。

4時間目まで付き添い登校することになった日も出てきて、わたし自身も限界を感じていた頃です。

息子が、とうとう家から出られなくなりました。

布団を頭からかぶって「学校に行けない」と訴える息子を見て、「もう無理なんだ」と悟りました。
それからは、登校を無理強いする事はなく、本人の希望にあわせて休ませています。

息子は、もともと母子分離不安の強い子です。それは退院してからも変わる事なく、家の中ですら、同じ空間にいないと不安になってしまうため、留守番も一切できません。
低学年、そして発達障害のある子どもなので、無理やり置いていくことは難しくて。

今は1日1回、買い物に行くのもやっとの毎日を送っています。

そして、肝心の不登校になった理由について。
学校がなぜ嫌なのかと聞くと、息子はちゃんと言葉にして教えてくれます。

「時間が長い」「勉強がつらい」「給食が苦手」

そもそも、息子は集団行動を基礎とする「学校」というものが合わないのだろうと思います。
読み書きが得意でないLD(学習障害)の素因も持ち合わせているのでしょう。

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不登校の息子へ、私が親として心掛けている3つのこと

「あんなに頑張って入院したのに」という焦りや不安は、正直ゼロではありません。

でも、一番苦しいのは息子自身。

そう自分に言い聞かせながら、今、親として大切にしている「不登校の息子との接し方」について、3つのルールを決めています。

子どもの「今の頑張り」をそのまま認める

消耗しきった息子にとって、学校へ行くことだけが「頑張り」ではないはずです。

朝、起きられたこと。

三食ご飯をしっかり食べたこと。

「今日は学校休みたい」と、正直な気持ちを言葉にして伝えてくれたこと。

当たり前のことのように思えるかもしれません。
でも、今の息子にとっては、大きな一歩だと思っています。

「学校へ行けること」だけを評価するのではなく、ありのままの息子の姿を認めていくこと。
焦りや不安の中で、つい余計な口出しをしてしまう失敗ももちろんありながらも、自己肯定感を少しずつ育んでいけるよう、日々の小さな積み重ねを認めていきたいと思っています。

「休みたい」ときは全力で休ませる――心の充電期間を大切に

不登校になった今、家庭を「安心できる居場所」にすることを何より心がけています。
無理に登校を促すような言葉をぐっとこらえて、今は「心の充電期間」と自分に言い聞かせます。

「休んでもいいんだよ」というメッセージが息子に正しく伝わるように。
そして、「学校へ行けない罪悪感」を少しでも軽くしてあげられるように。

息子は今、夜いくら寝ても、何時間も昼寝をしてしまうほど疲れ切っています。
本当は勉強に取り組ませたり、他の居場所を探したりしたいです。

でも、まずは心身ともにしっかりと休養を取らせてあげたいと考えています。

過干渉にならず、静かに「見守る」

親として、どうしても「どうすれば学校に行けるようになるか」「学校に行かないと将来困るよ」と先回りして提示したくなってしまいます。

でも、今の息子に必要なのは、アドバイスではなく「ただ寄り添い、見守ること」なのだと痛感しています。

息子の行く先を心配するあまり、あれこれと口出ししたくなるのをぐっと堪えて。
息子のペースを尊重し、息子自身が「動きたい」と思える日が来るまで待つ。

この「忍耐」こそが、今のわたしにとって、一番大変で、一番大きな役割なのかもしれません。

焦らず、急かさず。
静かに見守る勇気を持って、息子と共に歩んでいきたいと思っています。

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おわりに――「学校」がすべてじゃない、息子と笑い合える今を信じて

不登校という現実を前に、正直なところ、私の心は今も「これでいいのかな」という不安と、「これでいいんだ」という確信の間を激しく揺れ動いています。

でも、ふとした瞬間に見せる息子の穏やかな笑顔や、入院前には見られなかった小さな成長を見つけるたび、「まずはこの子の心が元気になることが一番なんだ」と思い直す毎日です。

実は今週、児童精神科での診察が控えています。

先生に「学校に行けていません」と報告するのは、今の私にとって少し勇気がいることです。また自分を責めてしまいそうになるかもしれません。

けれど、今の息子のありのままの姿を、そして私自身の迷いも含めて、しっかり先生と共有してこようと思っています。

不登校は、決して「終わり」ではありません。
息子が自分自身の足で、自分らしく歩きだすための「大切な休憩時間」なのだと信じています。

同じように、出口の見えないトンネルの中にいるような気持ちで過ごされている親御さんへ。
なかなか前向きになれない毎日だと思いますが、まずは今日一日、お子さんと一緒に、少しでも穏やかに過ごせますように、心から祈っています。

一歩進んで二歩下がるような歩みですが、これからも、今の息子との愛おしい日常を大切に綴っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。


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