【プレシングルマザー】夫と別居して、1週間で変わった3つのこと|親との関係・心の自由・そして新たな重荷

ひとり親ライフ
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はじめに

こんにちは、やななです!
今日は、夫と別居したばかりの時のことを書いていきます。

皆さんのご家庭も、きっと状況は様々だと思います。

家族みんな仲良しだったり、不仲でも理由があって一緒にいたり。


やなな家は、現在、離婚を見据えて夫と別居中です。

正直、別居したら、人手が減る分は、育児も家事も大変になるだろうと思っていました。

それでも今わたしは、はっきりと「楽になった」と言えます。

とはいえ、プレシングルマザーなりたての時期は、いろいろと思うことがありました。

そんな気持ちを、綴っていきたいと思います。


同じように、パートナーとの別離を考えている方の、気持ちに寄り添えたら幸いです。

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別居して1週間で変わったこと3選

1.親との絶縁

はい。いきなりですが、これが一番大きかった出来事でした。

夫が息子を怒鳴りつける音源を聴いた両親は、別居も離婚も、初めは応援すると言ってくれていました。

なのに、実際に「別居を始める」と告げた瞬間。

手のひらをくるりと返したかのように、罵倒される日々が始まりました。


昼夜問わずやって来るLINEには……

「お前が旦那に頭を下げろ、今すぐ離婚も別居もやめろ」

「ひとり親では子どもがみじめになる」

「不登校の子どもがいて稼げないのに、生きていけるわけがない」

「生活保護なんかになったらみっともない」

このような言葉がずらりと並んでいました。

いつだってわたしの味方で居てくれると信じていた母でさえ、私を責める連絡ばかり寄こします。


父と母は、わたしが幼い頃から、ずっと不仲です。

母からは、父や同居の祖父母の愚痴を聞かされる日々を送っていました。

我慢してずっと夫婦でいる2人には「離婚するなどありえない」という価値観があるのでしょう。


今回の別居や離婚について、すべての人に理解してもらえる訳ではないこと、覚悟していたつもりでした。

でもまさか、両親から手を切られるとは思わなかった。

正直、とてもショックでした。


わたしは、どうやって返事をしていいかわからず、縁を切ったつもりですべて無視しました。

そのうち連絡も途絶え、今に至ります。


親との縁より、子どもの心を何より守りたかった。

その一心で、こういった結末を迎えました。

後悔はないものの、両親と連絡が取れなくなり、心配する気持ちは今もあります。


それでも、理解してもらえない以上、仕方のない事なのかなと思っています。

2.家の空気が変わった、緊張せずに眠れる日がきた

夫は、子ども達を兄妹差別したり、私に敵対心をもって冷たく当たったりしていました。

それでも、家事も育児もよく手伝ってくれる人ではありました。

1人になれば、発達障害をもつ2人の子どもを見ながら、なんとか稼いで生きていかなければならない。

どう考えても大変だろう、眠れない日々が続くだろうと思っていました。

ところが。

夫が家から居なくなっただけで、私の毎日が激変したのです。


夫がイライラして立てる足音や物音、家事や育児を見張るような視線がなくなって。

夫の存在に、どれだけ怯えて過ごしていたか、居なくなってはじめて思い知りました。


家事や育児に対して、文句を言われずに過ごせる自由さは、家事や育児の負担など気にならな
いくらいでした。


また子ども達も、どこかホッとした表情をしている気がしました。

いつキレて怒鳴りだすかわからない、そんな父親に、子ども達も緊張していたのでしょう。


もっと早く別居、離婚を選択すればよかったと、今では思います。

3.心配されることが、プレッシャーになった

もともと、息子や娘を育てるにあたって、各所に相談していました。

それもあって、今回の別居についてすぐに報告しました。

あれだけ夫に対して「子どもに良くない影響を与えている」と言っていた支援者たちも、対応が一気に変わりました。

「家事も子育ても、ひとりでできるんですか?」

「本当に大丈夫ですか?」

「金銭面はどうするつもりなんですか?」


さらに、息子が新学期から次第に不登校を再発したことについて、こうも言われるようになりました。

「お父さんが居なくなったから、不安なんですね」


日々相談に乗って、支援してくださる方々に、感謝しない日はありません。

でも、こういった言葉は、どうしてもプレッシャーに感じてしまいます。


支援して、心配してもらえることへの感謝。

それと引き換えに、過干渉にも感じてしまう重圧感。

表裏一体のこの思いが、生じるようになってしまいました。


またどんなに泣きたくても、笑顔で「大丈夫です」と言ってしまう自分も居ます。

どんなに言葉で励ましてもらえても、実際に生活を回していくのは私自身です。


自由と引き換えに「いつも強くあらねばならない」と、新たな重圧も生まれました。

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あの頃の私に伝えたい、「大丈夫だよ」の言葉

とはいえ、別居して1週間は、まだまだ頭も心もぐちゃぐちゃでした。

夫が優しかったころの、幸せだったころの思い出ばかりが浮かんで仕方なかった。

毎晩、子ども達を寝かしつけてから、押し寄せる孤独感に泣いてしまう日々でした。

それでも、涙を流しながらやり過ごしていた頃の私に、今ならこう言える気がします。

「わたし、よく頑張ってるよ!大丈夫、幸せだと思える日が来るよ!」と。

決断するのは怖いことです。

でも、何も変えなかったら、当然、何も変わらない。

そんな当たり前のことに気づけたからこそ、今、私はこうして前を向けているのだと思います。

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おわりに

娘が生まれて、夫が息子に冷たく当たるようになってから、4年が経ちました。

ずっと夫を変えられないかと悩み、苦しんだ長い時間でした。


誰しもに無謀と思われながら、勢いではじめたこの別居生活。

生活は不安定になったけれど、確実に楽に過ごせるようになったと思います。


たった1週間で人生は変わるということを、身をもって知りました。


「自由」と引き換えに「責任」と「重圧」が隣り合わせになった今。

でも、確実に「前」に進んでいる自分を感じます。

子ども達のためにも、思い切った決断をしてよかったと思っています。

不安だらけの日々ですが、子ども達と笑える日が増えてきた今「希望」も見えてきました。


今、別離を悩み、苦しんでいる最中の方もいるかもしれません。

この経験が、誰かの「決断する勇気」につながったら嬉しいです。

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