「1歳過ぎても歩かないのは発達障害?」 小児神経科で経過観察になった娘の話

「1歳過ぎても歩かないのは発達障害?」 小児神経科で経過観察になった娘の話 発達育児
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はじめに

こんにちは、やななです。
今日は、娘が1歳だった頃、なかなか歩かず悩んでいたわたしのお話です。

娘は今、4歳。

どこでも元気に走り回っています。


だけどこんな娘も、1歳を過ぎてもハイハイのまま、歩きませんでした。

つたい歩きをヨチヨチしては、マイペースにハイハイする毎日。


結果的には歩けるようになり、現在、発達障害の診断はつかない、いわゆるグレーゾーンとして、様子見になっています。


当時、コロナ禍にあって、他の子と成長をくらべる機会が少なかった時。

それでもSNSを見て、まわりの子がどんどん歩きだすのを見て焦り、不安でいっぱいの日々を過ごしました。


そんなわたしと娘の記録を、この記事に綴っていきたいと思います。

悩んでいる誰かの参考になれば、嬉しいです。

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1歳を過ぎても歩かない……このままで大丈夫?

娘は、全体的に運動発達が普通~ゆっくりめだったと思います。


寝返りをしたのは4か月でしたが、寝返りがえりは7か月も過ぎた頃。

毎日、おせんべい屋さんのように、娘をひっくり返していました。


ずりばいを始めたのは8ヶ月半のこと。

ちゃんとしたハイハイより先、10ヶ月半に、つかまり立ち・つたい歩きを始めました。

結局、ハイハイするようになったのは、11ヶ月の終わり頃でした。


1歳になる頃には、つかまり立ちもつたい歩きも、前よりは安定していました。

ですが、どこかヨチヨチした感じの娘、一向に歩き出しません。


保健師さんに電話で相談したこともあるのですが「まだ様子見で大丈夫です」と言われるだけ。

日に日に、不安が強くなっていきました。

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「低緊張かもしれない」と小児科で言われた日

1歳を過ぎた頃、かかりつけの小児科へ相談へ行きました。


「1歳を過ぎても歩かないんです」


相談するわたしに、娘を診察したあと、先生が言いました。


「この子はね、筋肉がやわらかいです」

「正常の範囲内の、ギリギリのところにいると思う」

「いわゆる、低緊張かもしれません」


わたしは、その時ショックを受けました。


実は、娘の抱き心地が「やわらかい」ことには、ずっと気づいていたのです。

運動発達が順調だった息子は、がっちりした体つきをしていました。

「娘は女の子だからかな?」と、勝手に思ってしまっていたのです。


その場で、近隣の療育センター(小児神経科)を紹介され、受診することになりました。

受診までの期間、ずっと落ち着かない気持ちで過ごしました。

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小児神経科で言われた「経過観察」

この頃には「逆さバイバイ」もするようになっていた娘。

もう頭の中は「兄と同じく、発達障害なのでは?」という不安でいっぱいでした。


いよいよ、大きな病院の小児神経科を受診する日となりました。

待合のベンチでもゆったりつたい歩きを楽しむ娘です。

ドキドキしながら、診察を待ちました。


いざ診察になっても、マイペースにハイハイしたり、つたい歩きを披露する娘。

先生は、娘の体を触診したり、観察したりした後、こう言いました。


「今すぐリハビリする必要はないですね」

「この子は、そのうち歩くんじゃないでしょうか」

「経過観察していきましょう」


専門の先生から「大丈夫」と言ってもらえて、ホッとした気持ちもありました。

だけど、また「様子見」で終わってしまうのかという焦りも、正直なくはありませんでした。


それから月1回ずつ、計2回の診察をしました。

相変わらず歩かない娘でしたが、いつか歩くという先生の言葉にすがるしかない日々でした。

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1歳4ヶ月、ついに歩いた日のこと

忘れもしないあの日。

その頃、ふらふらと立ち上がるだけで、すぐぺたんと座り込んでいた娘。


おうちでのんびり遊んでいたとき。

ふらふら立ち上がったあと、突然、はじめの一歩を踏み出したのです。

思わず涙がにじみ、嬉しくて娘を抱きしめました。


だけど「歩いた」からといって、不安が全部なくなったわけではありませんでした。


その頃、娘には「逆さバイバイ」など、いろいろな発達特性が現れていたからです。

0歳の頃から、抱っこが苦手で、お布団に寝かせた方が眠りについた娘。

どうも「定型児」とは違う発達をしているように、感じていました。

それも、兄である息子が、ちょうど発達障害の診断を受けた頃で、余計ナーバスになっていました。

また後日、不安でいっぱいだった私のこの頃の話も、聞いていただけたら幸いです。

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おわりに

1歳を過ぎても歩かなかった娘。

「なんでうちの子だけ歩かないの?」と、毎日不安だった日々について、綴らせていただきました。


あれから3年。

娘は今、走ったりジャンプしたり、家でも公園でも元気に走り回っています。

今でも発達特性はありますが、あの頃の「歩かない」悩みは、今や思い出話になりました。


それでも当時は、SNSを見るのもつらかったほどに悩んだ記憶があります。

また、小児科や小児神経科の先生の「様子見」の言葉ですら、疑ってしまう自分もいました。


今になって思うのは「焦らなくてよかった」ということ。

どの子にも、それぞれの「発達の進み方」があります。

仮に「発達がゆっくり」でも、発達障害の診断がつくとは限らない。


そして、たとえ発達に凸凹があっても、その子には「その子なりの歩む道」があるのです。


わたしもまだまだ不安と向き合いながらの日々です。

でも、あの時の自分に「大丈夫だよ」って言ってあげたいです。


今、悩んでいるあなたへ。

この記事を読んで、少しでも心が軽くなる瞬間が訪れますように、祈っています。


\つかまり立ち大好きな娘がはいていた、懐かしのベビーシューズです!/

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