はじめに
こんにちは、やななです。
今日は、あなたを助けたい「手抜き育児のススメ」について綴ります。
下の娘の産後から、抑うつを患って、早４年が経ちました。
だいぶ元気になったけど、育児も家事も、とにかく限界な毎日です。
メンタル限界界隈の母親の皆さん、今日は調子どうですか？
そんな皆さんに向けて、前回、限界な日の家事楽テクについての記事を書きました。
でも、どうにも、手を抜くに抜けない、抜きづらいものってありますよね。
私の中では「育児」がそれに当たります。
衣食住の世話はもちろん、遊び相手まで。
朝起きてから寝かしつけるまでノンストップで押し寄せてきます。
子どもは可愛い。
だけど、毎日元気に付き合えるわけじゃない。
だって人間だもの。
今回は私の「手抜き育児」について、限界なあなたにどうか共有させてください。
あなたは今どれだけ「限界」なのか？限界サイン3選
まず、私の「限界サイン」を3つ挙げてみますね。
あなたが今、どれだけ限界なのか、チェックしてみてください。
「限界サイン」に気付けていますか？
１．朝、起きられない
まず朝、目覚めた瞬間の「起きたくない」は限界サインの1つです。
「ああ、しんどい」
「起きなきゃいけないのに、動けない」
こう思った時は、残念ながら限界が近いです。
なぜなら元気な時は、そんなこと考えずに起きあがれるからです。
うつの症状としてもあげられる「朝のつらさ」
あなたは、いかがでしょうか？朝、元気ですか？
２．何もする気になれない
さあ、無理やり頑張って起き上がりました。
なんとかかんとか、子どもを学校や保育園に送り出します。
家に帰ったあなた。まず、何をしますか？
元気な時の私は、自然と食器洗いや洗濯、掃除を始めていることでしょう。
それか、買い物にでも出掛けるかもしれません。
そんな私が帰宅後、すぐソファに倒れている時も、残念ながら限界が近いです。
体が全力で「休みたい」と言っている証拠です。
そんな時は無理せず、思い切って寝てしまいましょう。
３．子どもにイライラする
なかなか息抜きできない、お留守番のできない不登校児の母。
1人になりたい欲求が高まりすぎて、ついイライラしがちです。
「もう一言も、子どもに喋りかけられたくない」
「もはや誰の顔も見たくない」
「何なら、世界中の誰からも忘れられたい」
そこまで思い始めたら、かなりの限界サインです。
子どもにチクチク言葉を使ったり、ひたすら怒ってしまったりしかねません。
そんな時は、積極的に自分を休ませてあげましょう。
メンタル限界ママが送る！超しんどい時の「育児乗り切り術」3選
🥔【ごはん編】メンタル崩壊時の「限界メシ」を考えておく
子どものご飯は、問答無用で手抜きしていきましょう。
メンタル限界な時のご飯「限界メシ」をあらかじめ考えておくとベストです。
偏食っ子のご飯を考えるだけで、ものすごい心に負担が掛かります。
「絶対食べる」かつ「準備がラク」なメニューを書きだしてください。
そして、冷蔵庫にペタリと貼っておきます。
我が家の「限界メシ」もご紹介しておきます。
・冷凍唐揚げ（レンジでチン）
・冷凍うどん＋ヒガシマルのうどんつゆ
・レトルトカレー＋レンチンごはん
・冷凍ポテト（オーブンでブンできるもの）
・最終兵器カップ麺＆カップ焼きそば
もちろん、買い物に行く元気があれば、お惣菜でＯＫです！
📺【遊び・過ごし方編】限界育児のお供・Youtubeをフル活用
ここは思い切って、罪悪感を無限の彼方に捨てていきましょう。
テレビは、見放題解禁していきます。
とはいえ我が子達は、テレビを点けても、10分ともたずにわらわら動き出します。
たかが10分、されど10分。隙間時間にひっそり休みましょう。
さらに、元気な時に買っておいた100均のぬりえ・お絵描き帳・シールブックなど。
机にずらっと並べて「ご自由にどうぞ」スタイルでいきます。
極めつけは「お母さんアスレチック」を開催していきます。
ソファにどっかり寝て、座ってもらったり、マッサージ代わりに踏んでもらったり。
痛いし重いし、めちゃくちゃ休まる訳ではありません。
でも、立っているのも座っているのも無理な時は有効です。
子ども達が飽きてどこかに行った瞬間、目をつぶって存分に休みましょう。
💬【コミュニケーション編】会話は「さしすせそ」で花丸
本当にしんどい時は「ママは電池切れ中です」宣言をします。
「本日、ママの営業終了です」としっかりはっきり伝えましょう。
伝えたとして、もちろん残念ながら、関係なしに子どもは話し掛けてきます。
ここで遠慮できるなら、発達凸凹の子ではないのです。
「お母さん、疲れてるから、ごめんけどちょっと静かにしてね」
と言った10秒後には「ママ―、あのさあのさ」とやって来るのが我が子です。
しんどい時の会話は、伝統の「さしすせそ」のローテーションでいきましょう。
「さすがだね」
「知らなかった！」
「素敵やん」
「センスいいね」
「そうなんだ」
私の場合、9割9分「そうなんだ」しか言ってない気がします。
「しんどい時は仕方ない」と自分に言い聞かせ、白目を剥きつつ返事してます。
手抜きした結果、どうなるかというと……
手抜きしても、子どもはちゃんと大きく育ちます。
少なくともこの7年間、無事に生きていてくれました。
毎回「お母さんアスレチック」めちゃくちゃ楽しんでます。
「限界メシ」の方が、むしろ喜んでいるくらいです。
「そうなんだ」9割9分でも、聞いてもらえたと満足げに立ち去ってゆきます。
むしろ限界まで無理して、イライラを募らせ、子どもに当たる方が良くない。
それに、親が限界でいる時に限って、大癇癪が起きたり、2人同時号泣など、事件が起こりがちです。
子どもにも、親の疲れやしんどさが伝わってしまうように思います。
「万一の事態に備えて、無理しない。元気休みは大事。」
そうやって割り切って、何とかかんとか今日まで生きている私です。
メンタル限界界隈は、理想の「お母さん」をいったん手放そう
世の中はとても「母親」に厳しいですよね。
令和の母親は、育児も家事も、仕事まで、完璧にこなさなければいけない。
そんな風潮があるように感じます。
そんな中で子どもが何かやらかせば、まず「母親の育て方が悪い」と言われてしまう。
確かに、その通りなのかもしれません。
違う母親が関われば、違う育ち方をしたかもしれない。
自分を責めてしまうことが、避けられない日々です。
だけどそれって、現実には試しようがないのです。
現実にあるのは、我が子を育てる義務がある母親の自分です。
全力100％で育児に力を注げたら、と、思わない日はありません。
でも、自分を生かすだけで精一杯の時に、そんなこと絶対できない。
メンタル限界界隈の母親の皆さんへ。
理想の「お母さん」像を手放してもいいと、自分に言い聞かせてください。
仮に1日倒れつつ、子どもの世話をしていたとして、それで良いんです。
あなたが生きていて、子どもを生かしていたら、十分です。
立派なお母さん、できてます。
子どもの命を1日守ったんです。
それだけで「お母さん」として大成功なんですよ。
おわりに
メンタル限界な時に限って、自分を追い込みがちです。
しんどい自分に、何もできない自分に、罪悪感すら覚えてしまいます。
でも、その気持ちは手放しても大丈夫。
「しんどい」と感じるあなたは、悪くない。
骨折したら安静にするのと一緒です。
心が壊れかけているから、安静にして休む。
ただ、それだけのことなのです。
「手抜き育児」は、私たちの心身を守るために、必要な選択なのです。
いつもより頑張れたあなたも、全然頑張れなかったあなたも。
今日1日、乗り切ったあなたを、私は抱きしめたいです。
「生きてるだけで花丸！」
一緒にゆるく生きていきましょうね。
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