「私みたいな母親なんていない方がいい」育てにくい子を持つママへ、育児がつらい夜の心の保ち方

心のこと・うつのこと

今、消えたい気持ちでいっぱいのあなたへ

「私みたいな母親なんていない方がいい」

消えたい気持ちでいっぱいの夜は、出口のないトンネルのようです。

相談できる窓口があることは知っていても、電話を掛ける元気もない。
頭の中を「早く死にたい」の一言がぐるぐると渦巻いている。
流したくもない涙がずっと、ずっと、止まらない。

そんな苦しい夜を過ごすあなたへ、この記事を綴ります。
ほんの少しでも、眠れないが楽になりますように。

そんな夜、私にもあります

私は現在、発達障害のある子どもをふたり抱えています。
兄は不登校児で、わたしは働くこともできないまま、離婚しようとしています。

愛おしい存在だけれども、正直にいえば「育てにくい」子ども達。
お金もない中で、こんな子ども達を生かしていけるのか。
将来への漠然とした不安で、眠ることができなくなります。

誰にも頼れない中、食べてもくれないご飯を作り、部屋も散らかり放題で。

「今日もまた、私は怒ってばかりだった」
「なんで、もっと優しくできないんだろう」
「私みたいな母親、いない方がこの子のためなんじゃないか」

ふたりが寝静まった後、真っ暗闇の中、涙がとまりません。

「このまま、ひとり抜けだして、死んでしまおうか」
そう考えては、子ども達の寝息を聞いて、立ち止まる日々。

SNSを見ても、何をしても、気持ちはずっと沈んだまま。
主治医からは「眠れないなら布団を出て」と言われるけれど、そんな気力も沸かず。
ただただ息苦しい夜を過ごすのは、本当に苦痛で仕方ありません。

「頑張ってるのに報われない」母親が感じる孤独

子育ては、途方もない仕事です。

子どもは自分とは違う人間です。
思ったように動かないし、それが当たり前。
だけど何かあればすべて「親の責任」になってしまいます。

私たちは、子どもを「立派な人間」に育てなければいけないというプレッシャーをいつも感じています。

そんな中で、子どもを産んだ日から、休みなく育児に向き合っている。

疲れてしまって、当たり前なのです。
いつも子供のために、何かしないといけないと考えてしまう毎日、休まるわけがない。

おまけに、どれだけ頑張っても、褒めてくれる人はいません。
「母親」だから頑張って当たり前と言われてしまいます。
報われない毎日に、疲れてしまうのは、当然のことなのです。

私が「いなくなりたい気持ち」と付き合ってきた方法

まず、気付いてほしいのは「あなたは今、限界だということ」です。

もっと頑張れるはず、頑張らなきゃいけないのに、、、
そう思う気持ちは、一旦置いておきましょう。

「いなくなりたい気持ち」は、自分自身が発するSOSなのです。

私は、自分の「しんどさ」を、もう少し詳しく言語化することを試しています。
「しんどさ」に向き合って、一旦立ち止まってみると、いろいろな気づきがあります。

「今日は、子どもの癇癪がきつくて疲れてしまった」
「誰にも感謝されない日々に、むなしくなった」
「誰かに、もう大丈夫だよって言ってほしい、寂しい気持ち」

自分を責め続ける日々は、自分の声を無視している状態なんだと思います。
自分の気持ちを言葉にすることで、本当の自分と向き合えます。
そして、今日できたことを1つでも思い出してみます。

「しんどかったけど、朝、頑張って起きた」
「子どもの好きな食べ物を用意してあげた」
「いつもやれてなかった洗面所の排水口、掃除できた」

私は何もできてない訳じゃない、ちゃんと頑張ってる。
今日も生きて、子どもを生かして、1日を乗り越えた。
そうやって、自分を褒めてあげるようにしています。

「しんどさ」と向き合う機会を持つことで、少しずつ生きやすくなったと思います。

子どもは「完璧じゃないあなた」がそばにいるだけで幸せです

もし今、あなたが「いなくなりたい」「もう限界」と感じているなら。
それは、あなたが弱いからでも、甘えているからでもありません。
それだけ、必死にがんばって「生きること」に向き合っている証拠なのです。

この文章を読んでくださっているあなたは、まだ「誰かにわかってほしい」「生きていたい」という気持ちが、どこかにあるはずです。
ひとりぼっちで死んでしまいたいと思う夜も、まだ繋がりを求めているはずです。

私は、完璧な母親ではありません。
部屋も散らかってるし、子どもの特性を理解しているのに、怒ってしまう日だってあります。
うつが酷くて、子どもの相手もできずに、寝込んでしまう1日もあります。

今夜は、自分を責める声を少しだけ無視して、ちょっとだけ深呼吸してみて。
気持ちいい毛布にくるまって、自分を抱きしめてあげてください。

「今日も生きていて、えらかったね」

それだけで、今は十分なのです。

まとめ:苦しい夜を越えるために、大切なこと

「私みたいな母親なんていない方がいい」

誰にも言えない孤独と、自分を責めてしまう夜は、本当に辛いですよね。
それは「誰かに助けてほしい」「わかってほしい」という、生きようとする気持ちの裏返し。

「今日は、子どもに優しくできなかった」
「今日も、家事がろくにできなかった」
「今日もやらなきゃいけないことを、できずに終わった」

そんな日があっても、大丈夫です。
あなたが今日、生きてここにいることだけで十分なのです。

子どもは、完璧な母親じゃなくても「あなたがそばにいる」ことだけで、笑っていてくれます。
だから、どうか今日だけは、自分を責めないで。

明日、少しでも心が軽くなっていたら、素敵なことです。
そうじゃなくたって、いつかきっと、今日より楽になれる日が来ます。

もしまた辛くなったら、何度でもここに来てください。
あなたはひとりじゃありません。

今日も生きててくれて、ありがとう。
明日、あなたが少しでも笑顔になれることを、いつも祈っています。

今すぐ助けてほしいあなたへ

どうしても苦しい夜、もう限界で、今すぐにでも……と考えてしまうことがあると思います。

今にも自分を傷つけてしまいそうな時は

強い感情や抑えきれない衝動から、ひとりで病院まで行く余裕がないときは、
迷わず警察救急車に助けを求めてください。
かけつけてくれて、精神科の救急外来まで送ってもらえます。
救急外来では、応急処置を受けられます。必要があれば、入院もできます。

https://compass.graffer.jp/handbook/solutions/40032

どうか、本当に苦しい時は、誰かに「助けて」と伝えてください。
わたしからのお願いです。

今すぐ誰かと話したい夜に

24時間対応の窓口もいくつかあります。リンクを貼っておきますね。https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/

今苦しいあなたのお役に立てたら幸いです。

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