はじめに

こんにちは、やななです。
児童精神科で「目と手の協応が弱い」と言われ「?」でいっぱいになったわたしです。
先日、娘がひさしぶりに、新版K式発達検査を受けました。
結果DQは平均的で、ほっと胸をなでおろしたのも束の間。
「娘さんは、数を指さしながらかぞえる課題に、とても時間がかかったそうです」
「目と手の協応が弱いと思われます」
と、児童精神科の主治医から言われました。
その瞬間「それって何?どうすればいいの?」と戸惑いました。
先生からいくつかトレーニング方法を教えてもらい、とりあえず帰宅。
検索魔になり、書籍も購入しました。(以下、何度か引用させていただいてます。)
このページを見てくださっている方の中には
お子さんが「目と手の協応が弱い」と指摘を受けて、戸惑っている方もいるかと思います。
「目と手の協応が弱い」とはどういうことか、紐解きながら。
おうちでできるビジョントレーニングを3つご紹介したいと思います。
今日も、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
「目と手の協応が弱い」とどうなるの?

「目と手の協応」とは?
購入した書籍の中に「目と手の協応」が何か、丁寧に説明がありました。
「目と手の協応とは、目でとらえた形や位置の情報と、手の動きを連動させること」
引用元:「見る力」が弱い子どもへのサポートQ&A(著:奥村智人/合同出版)
「目と手の協応」とは、文字通りの意味なんだなと、そこで分かりました。(アホ)
「目と手の協応が弱い」と何が困るの?
娘は、検査内で「数を指さしながら数える課題」が苦手だったと指摘を受けました。
そして医師からは、以下のようにも言われました。
「板書をするときに、黒板を見て、手元のノートに書き写すのが難しいかもしれない」
黒板を見て、手元のノートの所定の位置にもどる目の動き。
それと連動して、見たことを次々に書き写していく手の動き。
たしかに、よく考えたら複雑なことをしています。
でもわたしは特段、そんなことで困ったことがなくて。
娘をこんな風に産んでしまって申し訳ないなと、つい思ってしまいました。
話が脱線しましたが、先ほど紹介した本では「困りごと」が、このように紹介されていました。
主に「書く課題を行う際の鉛筆の操作がぎこちない」
引用元:「見る力」が弱い子どもへのサポートQ&A(著:奥村智人/合同出版)
「書いているときに枠から文字がはみ出してしまう」など書字に関する不器用さが、目と手の協応の問題として取り上げられることが多く、支援が必要になります。
ほかにも、ネットで見かけた情報として
・ハサミをつかったり、ボタンをかけたりする細かい操作が難しい。
・ボールをキャッチしたり蹴ったりするなど大きな運動全般にも影響する。
という「困りごと」を見つけました。
事実、娘は、キャッチボールがとても苦手で、いつも顔面で受けてます。(泣)
また、お箸の習得に時間がかかっており、鉛筆の操作もどこかぎこちなさがあって。
これまで「のんびりな子」「ちょっと不器用な子」と、勝手に思っていました。
そこには、きちんと「目と手の協応が弱い」という理由があったのですよね。
保育園や小学校などの集団生活において「不器用な子」というレッテルを貼られること。
それは、子どもにとっては、つらいことに違いないはずです。
すこしでも伸ばせるのならば伸ばしてあげたい、そう強く思いました。
医師に聞いた!家でもできるビジョントレーニング3選

先生に恐る恐る「どうしたら良いですか?」と聞いたわたし。
先生は快く「お家でもできる遊びがありますよ」と教えてくれました。
4歳の娘も、7歳の息子も、大好きな遊びです。
ゆっくりと動く風船の動きを目で追って、手で相手に打ち返す。
たしかに「目と手の協応」が鍛えられそうです!
皆さんご存知のジェンガも、「目と手の協応」に役立つんですね。
慎重派な娘が、大胆に「そこ!?」というギリギリのところを抜き去る姿、微笑ましいです。
母は大きな音が苦手なので、ジェンガも得意じゃないのですが……←
娘が「もう1回!」と楽しんでくれるので、時々いっしょに付き合ってます。
娘は、お兄ちゃんの真似をしたがって、アクアビーズを始めました。
しかし手が当たって、ガシャーンと崩壊すること、しばしば。(泣)
調べたら、直径1㎝の大きめのアイロンビーズもあったので、購入してみようと思います。
(大きめなので、紐とおしにも使えそうですね♪)

こうして「遊びの中から目の力をつけて、様子を見ましょう」と先生からは言われました。
トレーニングと言うより「遊び」の一環として、わたしは取り入れてます。
楽しい時間を過ごす中で、すこしでも「目と手の協応」が伸びてくれたらいいなと願っています。
おわりに
「目と手の協応」の力は、目に見えて測れるものではないようです。
小学校に上がったときに、大きな困難に突き当たるかもしれないと心配もしています。
それでもこうして、親子で楽しい時間を過ごしたこと。
きっと少しも、無駄にならないと信じています。
苦手なことが多い分、「できた!」も増えていくように。
日々、娘といっしょに歩んでいきたいです。
こうして、発達障害のある子どもを育てる中で「わからない」ことが沢山出てきます。
わたし自身も、たくさん学んで、成長していけるよう頑張ります。
この記事が、わたしのように困っている方のお役に立てたら、嬉しいです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
\いろんな「目の力」に対するビジョントレーニングがあって、参考になります!/
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